風雪に耐えて開花「ハンショウヅル」
- yonebk3fdp8432
- 2018年5月11日
- 読了時間: 2分
今日の新温泉町浜坂は久しぶりの快晴
肌寒さすら感じたここ数日とは打って変わり暖かな一日となっております。
その日差しの中、今年は見るのが難しいと思われていたハンショウヅルが開花しました

ハンショウヅルの名前はこの植物を漢字に置き換えるとすぐわかります。
半鐘蔓、火の見やぐら等に吊り下げられている半鐘ににた花を付けるツル植物ということでこう名付けられました。
この花は、園芸店で今の時期よく見るクレマチスに近い植物でこう見えて木に分類されます。
そしてクレマチスを育てた経験ある方なら経験しておられると思いますが、ツル性植物らしからぬほど硬い茎で無理をすると簡単に折れてしまいます。
(成長期ならセロテープなどで折れた部分を巻いて支えてあげるとひっつく場合があります)
その特徴が災いし、大雪に暴風異常低温と荒れた天候が多かったこの冬多くの枝が折れ枯れ上がってしまいましたが残った枝からこうして花を上げてくれました。

厳密には花弁に見えている紫の部分はガクにあたります。
少し見難いですが下から覗き込んでガクの内側の白い部分が花となります。
写真では丁度、蟻が蜜をなめに来ている部分が花となります。
また、おとなしめの花とは裏腹にとても目立つ、人によってはこちらが花と思われる方もいそうなほど特徴的な実を付ける植物でもあります。
その姿も実がとまったら改めて紹介しようと思います。
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