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夏に咲くのに秋の七草「キキョウ」

  • yonebk3fdp8432
  • 2018年7月11日
  • 読了時間: 2分

本日の新温泉町浜坂は晴れ時々曇り

先週は台風への備え、そのあとの各地に甚大な被害を出した集中豪雨の影響で暫く、お休みさせていただきました徒然日記を本日より再会致します!

本日は長雨で少し痛んだ花もありますが、この時期に花を付けるお馴染みの花

キキョウ

その中でも草丈を小さく抑え固定したカワラキキョウを紹介します!

カワラキキョウ

横に映りこんでるヤブコウジと対比させると大きさはわかりやすいでしょうか?

薬品で1シーズンだけ小さく抑えたキキョウも今の時期よく販売されていますが、カワラキキョウはその大きさを毎年キープする矮性のキキョウになります。

写真を撮っている時、ふと思い出した事柄があります。

このキキョウはなぜ秋の七草なのでしょうか?

他の秋の七草、ススキはお月見の席に飾られることも多いいかにも秋の花、クズ、オミナエシ、ナデシコ、フジバカマも晩夏から秋にかけて花を付ける花なので理解できます。

しかし残るキキョウ、早く花開く地域では初夏には開花が始まり山陰地方では梅雨が明け夏が始まるまさに今の時期に花を付けます。

毎年花を見ると思い出しますが、調べずに来てしまいましたので今回忘れないうちに調べてみました。

どうやら、キキョウは花で秋の七草に選ばれたわけではないようです。

秋になり地上部が枯れた後に栄養をため込んだ根を乾燥させて作った薬「桔梗根 」がこれから迎える冬につきものの病気である風邪の症状である鎮咳や鎮痛、解熱 に効くことから選ばれた。

この説が有力な候補だそうです。

この説を知るともしかしたらクズも花が夏から秋に咲くからではなく、秋以降にほりおこされるクズの根かつくられる薬「葛根湯」が現代でも風邪薬になっていることから選ばれたような気がしてきました。

今度はこちらも調べて何かの折に紹介したいと思います(^-^)

 
 
 

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