日本人に愛され続ける花「風蘭」
- yonebk3fdp8432
- 2018年7月18日
- 読了時間: 2分
今日の新温泉町は夏まっただ中の快晴
天気が良すぎて痛い位の日差しと気温で酷暑となっています。
その強い日差しの中、米田屋では古来より日本人が親しんできた
着生ラン「風蘭」の開花が今年も始まりました!

この風蘭、暑い季節に涼しげで清楚な花を付け、香りも良い事から古来より栽培され続けています。
自然界では着生ランの為に樹木などに張り付いて成長しますが、鉢に植えて花が無い時期は葉を楽しむのが伝統的な楽しみ方となります。
江戸時代に、この葉を中心に楽しむために葉変わり(葉が強くカールしていたり,葉に色が入る)個体が重宝され多くの園芸品種が生み出されました。
この園芸品種の風蘭が「富貴蘭(フウキラン)」と言われており、今では数百種に上るとも言われています。

花をよく観察すると株ごとに不思議と大筋で同じ方向を向いて開花するという特徴を持っています。
成長は非常にのんびり
1年に数枚の新葉を出す程度、一枚の葉の寿命も長く数年もあり役目を終えると付け根近くの節から枯れ落ちていきます。
思い出したかのように数年に一度、成熟した株本から新芽を出し何十年とかかって大株に育っていきます。

このぐらいの大株は私などより相当年上どころか、もしかすると祖父母の以前の代に芽吹いた風蘭かもしれません。
そんな悠久の時を生きて大きくなっていった風蘭、今後とも大切に育てていきたいと思います(^-^)
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