メロンの香り「ニオイハンゲ」
- yonebk3fdp8432
- 2018年6月14日
- 読了時間: 2分
今日の新温泉町浜坂は雨こそ上がりましたが曇り空。
昨日まで数日は少し肌寒かったですが、本日は季節相応の温度になっております。
この時期、庭にうっすらと香る甘いメロンのような香り。
ニオイハンゲが美しく茂る季節になりました!

観葉植物を育てておられる方が見たらアロカシア、シンゴニウム?
そんな風にみえるかもしれません。
それもそのはず。
このニオイハンゲも同じサトイモ科の山野草となります。
なので、葉っぱを除けてみると・・・

サトイモ科らしいこんな花が葉っぱの下に隠れています。
このニオイハンゲ、観葉植物のアロカシアたちの様に葉も綺麗ですが常緑ではなく冬には地上部分は枯れてしまいます。
しかし、その事を差し引いても大きな魅力が香りが有る事!
やや青みのある甘い香り、丁度食べごろのメロンから漂ってくる甘い香りに似ている香りがニオイハンゲの近くには漂っています。

こういうちょっと変わった山野草は育てたいけど難しそう、そう感じるかもしれません。
しかし、このニオイハンゲはとても育てやすく、その場所を気に入るとどんどん増えていきます。
その繁殖力の源の一つが、この葉っぱの上にある実のような物「むかご」です。
むかごが熟し茶色くなって地面に落ち、来年の春そこから新しいニオイハンゲが芽吹いていきます。(鉢植えではむかごを採取して他の鉢に蒔いてあげてください)
どちらかと言うと水を好むので水切れさえきを付ければどんどん大きな株になっていきます。
興味を持ったみなさん、メロンの香りがする変わった山野草ニオイハンゲの栽培に挑戦してみてください!
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