苔玉のお世話の方法を紹介
- yonebk3fdp8432
- 2018年5月13日
- 読了時間: 3分
今日の新温泉町浜坂は雨降りです。
しかし、今までの雨の様に冷え込む事はなく季節が夏へ向かっているのを感じます。
本日はお客さまよりご質問を受けました
「苔玉」の日頃のお世話の仕方を紹介致します。
毎日水は与えているのだけど枯らしてしまうのはなぜでしょう?
こういう内容の質問がお客さまより続けて届きました。
原因を探るために水の与え方や置いている場所等を伺っていると、置き場所には問題なさそうですが水の与え方に問題があるようです。
「ジョウロで水は毎日かけている」
「水やりは霧吹きで表面が乾いたら吹きかけている」
このような方法でお世話して頂いており、恐らくは苔玉表面は水を含んでいますが、内部に水がしみ込んでいない為に水切れで枯れてしまったようです。
なので簡単かつ確実に内部に水をしみ込ませる方法をご案内します。

写真の様に、 バケツや洗面器に苔玉の丸い部分がつかる程度の水をはり苔玉の丸い部分をちゃぽんと水に沈める!
これだけです!!
実がとまる山野草の花は水に漬けないようにすればちゃんと実ります。
あとは数分まって取り出してください。

この後のお世話は鉢植えの場合と一緒です。
鉢受け等に数分置いておくと、余分な水が出てきますのでこれを捨てて下さい。

写真の苔玉を除けるとこれぐらいの余分な水が出てきています。
これを捨てるわけですね!
これで水やりは完了です!
苔玉は鉢に入ってない分、全体から乾いていきますので水やりは鉢植えよりシッカリと与えてあげてください。
裏を返せば、余分な水さえ捨てれば与え過ぎの根腐れは早々起きることはありません。
そして、ご質問を下さいましたお客さまがなさっておられました「水やりの時に葉に水をかけてあげるお世話」は葉の汚れを取り光合成を活発にする上に葉もイキイキして綺麗になる効果があります。
園芸用語では葉水と言いい、今後も水やりと合わせて続けて頂ければより健やかに育ってくれます。
今回のご質問では問題なかった置き場についても簡単に・・・
動物も植物も空気の淀んだ場所は気がめいるものなので風通しの良い場所においてお世話してあげてください。
陽の光を浴び光合成を行って成長する植物ですので暗い場所では育つことができませんが、強すぎる光も私たちが日焼けするように植物も葉っぱが日焼けすることがあります。
午前中の数時間日が当たる窓辺、レースのカーテン越し、木漏れ日ぐらいの明るい日陰が一番喜ぶ光量になります。
他にも知りたい事やご質問有りましたらお気軽にお申し付けください(^-^)
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