クレマチスの祖「カザグルマ」
- yonebk3fdp8432
- 2018年5月25日
- 読了時間: 2分
今日の新温泉町浜坂は快晴の五月晴れ。
このまま明日の麒麟獅子マラソンまで持ってほしいのですが残念ながら天気予報ではこれから曇っていくようです。
しかし、ランナーの皆様からすれば雲影が有る方が暑くなくて良いのかもしれません。
米田屋では今年もこの花が咲く季節になりました

シーボルトが一目惚れした花「カザグルマ」
クレマチスによく似ているのも納得、シーボルトが持ち帰ったカザグルマが品種改良され日本に里帰りした花が「クレマチス」となります。
「ツタ植物の女王」と称えられるクレマチスの祖は日本出身のカザグルマだったのです!
名前の由来は花の姿が子供の玩具の風車に見えることから名付けられました。
ちなみにカザグルマ、クレマチスに似た花でテッセンと言う花が存在します。
こちらは中国に自生するカザグルマの仲間でツルが中国では錆びた針金、鉄の線に見えたことから名付けられています。

このカザグルマ、テッセンの2種類の見分け方に関しては色々と解説されてはいますが
花弁部分の数が8枚がカザグルマ、6枚がテッセンという見分け方は恐らく間違いではないかと思っております。
見ての通り写真の花も6枚ですね。
この2種のもっとも違いが出る葉の回りで見分ける事がおそらくもっとも簡単かつ確実な見分け方ではないかと思います。
その違いとは葉の回りがつるんとしているカザグルマに対してギザギザ切れ込みのある物がテッセン、私はこの違いで見分けをしています。
なんだか色々書いてしまいましたが、改めてみるとこの花が自然の中で咲いている姿をぜひ見てみたいとつくづく感じます。
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